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液晶分子の配列を調べる


何がわかるのか?

液晶ポリマーフィルムは、製膜方法により液晶分子がある一定方向に配列します。この配列の仕方により、液晶の特性が変化しますので、液晶分子の配列を把握することは重要です。

測定・解析例

図(a)、(b)に処理方法の異なる2つのサンプル(Tダイ法、インフレーション成型法)について、MD方向とTD方向のX線回折プロファイルを示します。また、図(c)には、2θ=20°付近の回折ピークに関して、試料を面内に回転させたときの強度分布を示します。Tダイ法で製膜された試料は、試料面内方向の強度分布に異方性があり、MD方向の回折強度が強いことがわかります。これは、MD方向を向いている液晶分子の数が多いことを示しています。
グラフイメージグラフイメージ
グラフイメージ
さらに、ロッキングカーブ測定や極点測定結果をまとめると、Tダイ法により製膜された試料中の液晶分子の配列は、下図のようになっていることが考えられました。一方、インフレーション成型法により作成された試料中の液晶分子は、すべての方向にランダムに配列している結果が得られました。
グラフイメージ ・試料上面方向から見た場合
 MD方向を向いている成分が多い

・試料断面方向(TDに直交する方向)から見た場合
 試料表面と平行な成分が多い

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