TMAは、物質の温度をプログラムに従って変化させながら、圧縮、引張、曲げ、ねじりなどの非振動的な荷重を加えて、その物質の変形を温度の関数として測定する方法と定義され、試料を加熱または冷却した際の試料の形状変化を検出する手法です。
TMAの測定方法には、荷重条件と対象となる試料の形状に応じて、圧縮荷重、引張荷重、ペネトレーション、曲げの4種類の測定モードがあります。圧縮荷重モード、引張荷重モードでは、膨張量から膨張率・膨張係数を求めることができます。
熱機械分析装置(TMA)
熱機械分析装置 Thermo plus EVO II/TMAシリーズ

製品の特長・仕様
- 主な仕様
*オプション:低温炉-150℃〜600℃、液体窒素自動供給アタッチメント-150℃〜600℃モデルTMA8310シリーズ圧縮荷重法
標準型圧縮荷重法
高温型引張荷重法高感度示差
ペネトレーション本体部/検出方法 示差膨張方式全膨張方式示差膨張方式標準試料サイズ φ5mm(最大φ9mm)厚さ10〜200μmφ5mm長さ10〜20mm長さ10,15,20mm
幅5mm材質 SiO2Al2O3SiO2最大荷重 1000mN測定温度範囲* 室温〜1100℃室温〜1500℃室温〜600℃昇温速度(最大) 100℃/min(低温炉:20℃/min)測定レンジ(FS) ±0.5〜±2500μm荷重モード 1.一定荷重(圧縮又は引張方向に最大1000mN、1mNステップ)
2.等速度荷重(圧縮又は引張方向に1〜500mN/minの速度で
最大1000mNまで)
3.sin波状周期荷重(振幅1〜1000mN、周波数0.01〜1Hz)測定雰囲気 大気・不活性ガス・ガスフロー - 示差方式による高精度測定 検出機構に由来する熱膨張・収縮がキャンセルできるリガク定評の示差膨張方式を採用しています。低膨張材料や薄い試料の熱膨張・収縮にも、高精度かつ再現性の高い測定を実現しています。
- 拡張性にすぐれた多目的測定システム アタッチメントの交換だけで、圧縮・引張・ペネトレーション・3点曲げなど多種類の測定が可能です。 荷重は一定荷重のほか等速度荷重モード(圧縮又は引張荷重を一定速度で変化させる)・sin波状周期荷重モード(一定の周波数で圧縮・引張荷重を加える)が設定できます。
- 広範な試料サイズに柔軟対応 示差方式では最大直径9mm長さ20mmの試料サイズが測定できます。
- 小型電気炉の採用で加熱冷却速度を大幅にアップ 温度応答性に優れた小型電気炉の採用により100℃/min(1100℃まで)という高速昇温を実現しました。また、付属冷却ファンを装備し高速冷却も実現しています。
| アプリケーション例:ガラスのガラス転移と軟化 | ![]() |
| アプリケーション例:セラミックスにおける焼結条件のシミュレート | ![]() |
| アプリケーション例:水蒸気雰囲気中での固体高分子形燃料電池PEFC用イオン交換膜の評価 | ![]() |


