XtaLABが可能にするSAD phasingに効果的な測定方法

かつては、一軸回転で同じ測定を何度も繰り返すことがSADを行うための効果的な測定方法であるといわれていました。同一回折点を測定することに本当に意味があるのか?それとも、κゴニオの自由度を生かして、結晶を様々な方向に傾けて、空間的なcoverageを上げた測定をすることの方がSAD解析に効果的なのか?この疑問を解消するために、Thaumatin結晶を用いてどちらがSAD解析に適した測定なのかを検証しました。また、本検証結果を生かして、短時間でのNativeSAD解析用の測定を試みました。 蛋白質中に硫黄の含有量が少なく、Native-SADが困難な場合に使用できるIodine-SADの例も示します。

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Sample:Thaumatin.

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測定方法での検証

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S-SAD Anlysis:CRANK

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Rapid Native SAD

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Iodine-SAD

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推奨装置(測定装置)

XtaLAB Synergy システム

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