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ハイブリッドピクセル検出器搭載単結晶X線回折装置 XtaLAB P200 (販売終了)


ハイブリッドピクセル検出器 PILATUS3 R 200K を搭載した単結晶構造解析用システムです。
ハイブリッドピクセル検出器の特長の1つである高速読み取りを生かし、シャッターレス測定を実現しました。ダイナミックレンジが106 photons/pixelと広く、長時間露光にも適しています。
PILATUS3 R 200K を既存のリガク製CCD用ゴニオメーターに搭載し XtaLAB P200 へアップグレードすることもできます(詳細はお問い合わせください)。

  • ゴニオメーター
    固定χ、1/4χ、κの3種から選択できます。
    試料-検出器間距離が最大300mmのタイプは、結晶格子の特に大きなタンパク質結晶の測定に適しています。
  • X線発生装置
    ロータータイプ(MicroMax007HF, FR-X)、2波長タイプ(DualWaveタイプ:MicroMax007HF DW, FR-X DW)に対応しています。
  • シャッターレス測定、高速読み取り
    デッドタイムが限りなくゼロに近づきました。これにより、測定時間が大幅に軽減されます。
  • ゼロ読み出しノイズ
    読み出しノイズがゼロであるため、S/Nが非常に良く、長時間露光にも適しています。サイズの小さい結晶、回折X線の強度が弱い結晶にも最適です。
  • 広ダイナミックレンジ(106 photons/pixel)
    イメージングプレート検出器に匹敵する広いダイナミックレンジがあります。回折X線の強度が強い結晶でも、強度飽和(Saturation)することはありません。長時間露光にも適しています。
  • 高い空間分解能
    Point Spread Function が1ピクセル以下であるため、回折プロファイルがシャープです。ピークの分離に優れており、オーバーラップの問題を解消します。

後継機・代替製品:XtaLAB Synergy

※ 詳細につきましては、お問い合わせ下さい。