高速高分解能3DマイクロX線CT
高速コーンビーム法 最高速度8秒撮影
高分解能フラットパネル 2500×3000pixel
高輝度X線発生装置 焦点サイズ 5ミクロン
リガクは、創業以来X線分析装置で培ったノウハウのCT分野へ展開し、2006年に実験動物用CTの販売を開始しました。以来、実験動物用CT「R_mCT2/FX/GX」に加え、動物病院用CT「R_mCT AX」という、高速/高精細/高分解能を特長とする2つの用途別製品を、多くのお客様にご利用いただいています。CT Lab GXシリーズでは、これらの2つの製品で培ったさまざまな独自技術を工業用途に最適化し、最先端の工業用3D CTとして提供します。たとえば、動物の被爆量を抑えるスピード技術を、工業用製品を短時間に測定できる機能へと転用し、生体を測定する技術は、工業用対象物を置くだけで測定できる機能へと展開しています。
High Speed
最速8秒から高分解能モード57分までの撮影モードを用意
画像再構成もわずか 15秒と超高速モードで画像診断が可能
高速ボリュームレンダリング
CT Lab GX90/GX130の最大の特長は、超高速測定が可能なことです。3Dモードでは、最速8秒の撮影、15秒のリコンストラクション(画像再構成)を実現。付属のオリジナルソフトウェアにより、だれもが簡単な設定で画像計測やボリュームレンダリングを実行できます。
2DのX線透視観察も標準装備し、高分解能「リアルタイム透視モード」を提供します。本モードでは、対象の構造変化をin-situかつリアルタイムに観察できることが特長。電池の充放電時における変化や、水冷管に液体を流した状態の観察、温度上昇時の構造変化測定などの際に有効です。観察結果は録画できるため、変化が発生したシーンを後で確認することも可能です。なお、測定対象の電源コードやチューブは挿入口の横部から外部に出せるため、たとえば測定しながら測定対象の電源をオン/オフすることができます。
高精度2D観察(乾電池) | 3Dボリュームレンダリング(乾電池) |
基板外観 | 真上から内部観察 | 側面内部の観察 | 側面内部の拡大 |
High Resolution
最高分解能 4.5ミクロン
目的に応じて3段階の計測モードを用意
リアルタイム高分解能2D機能で高速ラジオグラフィとして利用可能(録画機能付き)
ワイドビューイメージング機能(広視野高分解能)
8000×8000pixel 広視野表示
分解能は、最高4.5μmを実現。最大画素数8000×8000。クラス最高レベルの高精細3D観察を可能にします。測定対象の最大径は、72mm×36mm。広視野領域を撮影後、関心領域を設定することで、細部を詳細に画像再構成することができる「ワイド・ビュー・イメージング機能」を新たに搭載しました。
2D透過像(電子基板) | 2D透過像(プリント基板) |
サンプル:電子部品ボンディング部 ※CT撮影画像ではありません。 | 4.5μm撮影(電子部品ボンディング部) | 3Dボリュームレンダリング |
High Performance