新製品紹介

「検品時間1/10」アパレル用X線専用機を開発

2005年1月11日

株式会社理学電機サービスセンターは、小型でシンプルな操作性をもつアパレル用に特化したX線検針機 EV-90を開発しました。これは、X線透視法により、衣料品や靴、バッグの内部構造や混入した縫製針、5mmレベルの小さな金属片、樹脂片などの異物を、直接観察の透視画像としてパソコンのモニタ上で確認するものです。
目視や感触、磁気等を用いた従来の検針器に比べ検品時間の短縮がはかれ、かつ、直接観察画像のため確実な結果が得られます。従来製造ラインで不良品発生の場合、その検品には、1点あたり数分必要とされていました。この確認判定時間が、約20秒前後に短縮されることになります。また大型センサーの採用により、ジャケット全形状態での検査が行え、安全面を含めた品質管理の向上がはかれます。
たとえばこれまでの衣料品検査の場合は、1点1点包装を解き、折り畳まれた商品を開き、かつ、挿まれている保護紙を除いてから、全体を目視や感触、検針器を当て検査を行っていました。また、女性用補正下着等に見られる形状記憶合金の採用や、金属を含む染料を使用したジャケット類が増え、混入異物として反応する検針器のみでは対応が困難とされてきました。本製品を導入することにより、安全面など検品への要求の高まり、また、検品作業時間短縮によるコスト削減面からも有効な手段として、対応・貢献いたします。

1月12日から開催されるIFF展(インターナショナルファッションフェア 主催:日本ファッション協会 東京ビッグサイト)に出展し、PL法や検品コスト削減に取り組む被服関連企業を中心に販売を開始します。

主な特長

  • 大型センサーの採用により、ジャケット全形での透視検査が1点20秒で行える。
  • 5mm状の異物、φ1mmの針状の混入状況が、直接観察画像として確実に確認できる。
  • 透視画像(検品)データが1品ごとに保存できるため、トラブル防止、リスク回避に貢献できる。
  • ユーティリティに優れる設置面積。幅850×奥行955(高さ1820)mm
  • 所要電源:単相100V 5A(一般用家庭電源)
  • X線安全機構により、届出を行うだけで使用できる。

装置の外観
本製品に関するお問い合わせ先
株式会社理学電機サービスセンター イメージシステム部
TEL:06-6305-4771 FAX:06-6305-4772
E-mail:info@rigakusc.co.jp
ここに掲載されている内容はすべて発表日現在の情報です。ご覧いただいている
時点で、予告なく変更されていることがありますので、あらかじめご了承ください。