新製品紹介

最小・最軽量・最高感度の携帯型成分分析計「Niton XL5」を発表
~測れなかった狭い場所にもリーチする、Nitonシリーズ待望の最上位機種~

2015年11月16日

この度リガクは、携帯型成分分析計「Niton XL5」の販売活動を11月16日より開始することを発表します。本製品は、国内で約1,800台の導入実績を誇るNitonシリーズの最上位機種。X線管球を使用した蛍光X線分析計では、世界最小・最軽量であり、金属材料の品質管理・PMI検査用途向けの最上位機種です。リガクは2002年より、米サーモ・サイエンティフィック社の国内総代理店として、Nitonシリーズの販売とサポートを行っています。

Nitonシリーズは、蛍光X線分析技術を採用した携帯型成分分析計のデファクト・スタンダード製品です。合金・純金属用、RoHS/ハロゲン規制用、鉱物・土壌・文化財・各種素材用の3分野で複数モデルを展開しています。

今回発表したNiton XL5は、Mg,Al,Si,P,Sなどの軽元素を大気中で検出できる「Niton XL3t-980S」の上位モデルです。より狭い場所で測定できるようにするため、本体を大幅に小型・軽量化。横幅がスリムになり、これまで届きにくかった配管のすき間や隅肉などにも届くようになり、活用範囲がさらに広がります。また重量による現場作業者の負担も軽減しました。

検出器の空間配置の改善などにより、軽元素の検出感度が向上。結果として、これまでハンドヘルドデバイスで測定することの難しかったAl-Mg-Si系合金6061に含まれる0.8%のMgを約20秒で検出可能になりました。X線出力は強くなりましたが、被ばく線量は従来のXL3tシリーズとほぼ変わらないレベルに抑えました。

複数の新機能も搭載しました。現行機種でも可能なサンプル表面の測定部位の撮影に加えて、サンプル全体やその周辺を撮影できる「マクロカメラ機能」がその代表例です。これは、製品の出荷/受入検品や、配管材のモニタリング、PMIなど、さまざまな活用現場からのニーズにこたえて実装したもので、測定の証跡をより詳細かつ明確に記録することを可能にします。

サイズは、242.56×208.17×67.9mm。バッテリーを含む重量は1.27kg。測定データは約10万件保存できます。現場作業者にとっての使いやすさを意識し、可動式タッチスクリーン・モニターのデザインを一新。操作画面がより直感的になり、テストスタンド搭載による外部PCからの遠隔操作もより簡単になりました。

使い勝手を意識した機能改善では、「バッテリーホットスワップ機能」を新たに搭載しました。本機能により、AC電源の接続なしに、装置を稼働状態にしたままバッテリーを交換できます。XL3tシリーズで好評だった、測定視野を標準の8mmから3mmに切り替えるオプション「3mmスモールスポット機能」は、本モデルでも提供します。


2016年2月1日に出荷を開始します。出荷後一年間の販売目標は60台。11月25日から27日に東京ビッグサイトで開催されるINCHEM TOKYO2015 第30回プラントショーに出展します。

Niton XL5

製品の外観
ここに掲載されている内容はすべて発表日現在の情報です。ご覧いただいている
時点で、予告なく変更されていることがありますので、あらかじめご了承ください。