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「大型上位機種に迫る基本性能を実現」
卓上型X線回折装置を開発

2006年7月27日

従来比最大3倍のX線ピーク強度、高P/B比、測定角度精度の向上により、大型上位機種に迫る基本性能を実現した世界最小のデスクトップX線回折装置 MiniFlex II(ミニフレックス ツー)を開発しました。8月7日より日米同時に販売を開始します。

同装置は、φ9mmからφ23mmへX線受光窓の大口径化をはかった新型X線検出器、および試料面へのX線照射幅を11.5mmから最大20mmに広げた光学系仕様により、従来の卓上型X線回折装置に比べ、最大3倍のピーク強度を実現しました。また、卓上型でありながら、大型上位機種に採用されているモノクロメータ(オプション)の搭載を可能とし、P/B比の高いデータ測定を実現。バックグラウンドに埋もれてしまう微小なピークの検出が可能になりました。さらに、標準試料を用いて装置個体毎の測定角度補正値をデータベース化したリアルタイム角度補正機能により、ゴニオメータの機械精度に依存しない測定角度精度を実現しています。
これらにより得られる高品質のデータは、医薬品や化粧品の研究開発、光触媒など工業材料の品質管理、アスベストなどの微量環境粉塵分析等に威力を発揮します。
また、幅560mm×奥行375mm×高さ656mm、質量76kgの卓上設置仕様により、100V電源と机1台分のスペースで容易に設置できますので、分析専用室だけでなく、試料を取り扱う場所の近くに設置いただくことで、効率的な分析環境を整えることができます。

同装置は、8月7日(月)から8月11日(金)まで米国コロラド州で開催されるデンバーX線国際会議、および8月30日(水)から9月1日(金)まで幕張メッセで開催される2006分析展に出品展示いたします。

主な特長

  • 新型X線検出器等により、従来比最大3倍のピーク強度を実現。
  • モノクロメータ(オプション)の搭載により、P/B比の高いデータ測定が可能。
  • 装置個体毎のリアルタイム角度補正機能により、機械精度に依存しない測定角度精度を実現。
  • インターロック機構(X線発生中は扉が閉じられた状態でロック)による、X線作業主任者が不要な安全システム。
  • 6試料サンプルチェンジャ(オプション)により、省力測定が可能。
  • 幅560mm×奥行375mm×高さ656mm、質量76kgの卓上設置仕様。100V電源と机1台分のスペースで設置可能。

装置の外観
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