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「高度な安全性と容易な操作性を両立」
新型熱分析装置を開発

2007年8月27日

安全性、操作性、および基本性能の向上を図った熱分析装置 Thermo plus EVO(サーモプラス エボ)シリーズを開発しました。8月29日より販売を開始します。

汎用型の熱分析装置として、耐熱性の評価や複合材料の成分分析を行う示差熱天秤TG-DTA(ティージー ディーティーエー)、物質の融解、結晶化、結晶転移、ガラス転移など熱変化を測定する示差走査熱量計DSC(ディーエスシー)、固体、フィルムなどの熱膨張や温度変化に伴う寸法・形状変化を測定する熱機械分析装置TMA(ティーエムエー)がありますが、Thermo plus EVOは、これらの三機種をラインナップしています。

熱分析装置は、試料を加熱するための電気炉部分が高温になるため、接触による火傷等に対する注意が必要でした。Thermo plus EVOでは、電気炉をフルカバー化し、安全性を高めました。
また、突然PCとの通信が途切れても、測定を続行し、データを保存する機能や、装置毎に最高使用温度を規制できるリミッタ機能、設定温度と使用試料容器のアンマッチを警告する入力ミス防止機能など、各種保護機能を備えています。
その他、測定データのグラフをクリックするだけで温度を表示するピークトップ解析機能を新たに備えました。品質管理などの人的な誤差を軽減するのに有効です。

PCと測定部の通信方式にLAN接続を採用し、データ通信の拡張を図りました。データ処理ソフトのライセンスを2ライセンス標準付属としましたので、簡便にデータの共有化や解析が可能となり、作業効率を大幅に上げることができます。また、従来PC1台で制御できる測定モジュールは3台まででしたが、最大8台まで制御可能となりました。

環境に配慮し、エコモードを設けました。測定待機時には、各部ファンの停止、装置情報ディスプレイの消灯、CPUのクロックスピードの低減等により、従来比30%の待機電力の削減を実現しました。 また、触媒材料の測定に欠かせないガスコントロール機能は、最大8チャンネルまで使用できます。 さらに、従来はできなかった複数軸(湿度、圧力、酸素等)のグラフデータの同時描画に対応しており、医薬品の水和反応や水素吸蔵合金などの解析に威力を発揮します。
TG-DTA、DSCでは、最大24個まで自動交換可能なサンプルチェンジャ一体型モデルもラインナップし、測定の効率化とともに、サンプルセットの煩わしさをなくしました。

同装置は、8月29日(水)から8月31日(金)まで幕張メッセで開催される2007分析展に出品展示いたします。

主な特長


  • 電気炉をフルカバー化し、高い安全性を実現。
  • LAN接続により、PC1台で最大8台まで同時測定が可能。
  • 突然PCとの通信が途切れても、測定を続行し、データを安全に保存。
  • 省電力のエコモードを搭載、待機電力を従来比30%削減。
  • TG-DTA、DSCでは、最大24個まで自動交換可能なサンプルチェンジャ一体型をラインナップ。

装置の外観
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