ポリエチレン試料容器

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ポリエチレン試料容器


ポリエチレン試料容器
ポリエチレン試料容器はエネルギー分散型,波長分散型いずれの装置に対しても、手軽に使用できる下面照射用容器です。分析窓用薄膜はスナップリングで均一に張ることができ、バルク,粉末,溶液いずれにも使用できます。

製品の特長・仕様

  • シングルオープン型: カップ状の容器で底面にガス抜き用の穴が開けられるようになっています。穴は錐,ハンダこてなどで簡単にあけられます。
  • ダブルオープン型: 容器の上下面ともオープンで下面に試料分析用の薄膜を張り、上面にガス抜き用のキャップあるいは多孔質膜を張ることができます。微粉末のときはフィルタを取り付けることもできます。上面に蓋を乗せるだけのタイプもあります。
  • 1300型: 蓋付の試料容器です。蓋にはガス抜き用の穴を開けることができます。エネルギー分散型装置によく使用されます。
  • 1500型: ダブルオープン型の容器です。適応性の高い容器です。エネルギー分散,波長分散型装置のどちらにも使用されています。また、下面のみでなく上面照射装置にも使用できます。
  • 1000型: シングルオープン型とダブルオープン型の2種類があり、ダブルオープン型は容器上面に蓋をのせるだけのタイプです。この容器は薄膜をセルの側面全体で張りつけているのが特長です。
  • 1080,1085,1850型: 浅い型の容器で容器の直径が大です。1080型はダブルオープン,1085,1850型はシングルオープン型です。
  • 1900型: 固形試料を測定する場合などに用います。ダブルオープン型ですがカバー,蓋などはありません。エネルギー分散型装置で固形,粉末などの分析に使用されます。
  • ポリエチレン試料容器キャップ: 米粒のような粒形の大きな粉末試料を加圧成形せずに真空雰囲気で測定する場合の試料容器の蓋(キャップ)です。また、下面照射型装置を用いて大気圧で溶液分析を行なう際の試料容器のキャップとして使用します。

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