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東京大学・リガク産学連携室

国立大学法人東京大学大学院工学系研究科(北森武彦研究科長)と株式会社リガク(志村晶代表取締役社長)は、2011年4月、東京大学大学院工学系研究科総合研究機構に「東京大学・リガク産学連携室」を設立しました。


1.目 的

X線回折を中心とした先端計測技術分野に係る技術開発やその技術普及活動等の共同推進。


2.運営方針

東京大学大学院工学系研究科総合研究機構では、物質の原子レベル構造と材料の機能特性との相関関係を評価・解析することにより、物質・材料の設計指針を得るための研究を遂行し、種々のX線回折装置を駆使した構造解析・組織解析等に関する研究を進めています。

リガクの高分解能粉末X線回折装置は厳密に選択された特性X線を用いて角度分解能に特に優れると同時に、ノイズの少ないX線回折データの取得が可能です。このX線回折装置を用いることにより、高精度なX線回折データが得られ、精密な格子定数の決定ばかりでなく、構造解析精度の向上や粉末未知構造の解析に用いることができます。

精密な構造解析は材料の物性変化を明確に捕えることが可能であり、生産プロセスの開発や最適化・安定化の検証データを得ることが出来、これらのデータを用いて新規デバイスの生産性向上に繋がる成果を挙げることが期待できます。

総合研究機構に設置されたナノ工学研究センターが長年に亘り培い蓄積してきた研究成果や専門技術及び経験を活かし、リガクがもつX線回折装置等の応用技術やメンテナンス・サポート力を結集することにより、世界最高水準のX線回折計測技術及び解析技術の開発や、これを利用した新たな研究を共同で推進します。

産学連携室は、ナノテクノロジー分野の科学技術の振興及び技術向上のための教育を目指し、現在、世界のナノテクノロジー分野で主に専門の研究者や技術者に利用されているX線回折技術を、日本国内のみならず、アジアを中心とする国際的な技術普及を共同して推進していきます。


3.「東京大学・リガク産学連携室」の概要

(1)組織名
東京大学・リガク産学連携室
室長 寺井隆幸教授(工学系研究科 総合研究機構 機構長)

(2)所在地
東京都文京区弥生2丁目11番16号
国立大学法人東京大学大学院工学系研究科総合研究機構ナノ工学研究センター(工学部9号館)内

(3)活動内容
・最先端X線回折関連設備の共同運営管理と学外共同利用への提供
・X線回折に関するセミナーや講演会の開催
・X線回折等に関する共同研究

(4)設備
・全自動水平型多目的X線回折装置 SmartLab(Kα1光学系)
・薄膜評価用試料水平型X線回折装置 SmartLab(In-plane光学系)

SmartLab
SmartLab
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