BioSAXSを活用したMAP2K4の結晶構造と溶液散乱の融合

結晶構造は、側鎖まで構築できる正確で強力な解析手法ですが、Crystal packing forceの影響で、ある一場面を捉えたstatic structureにすぎません。このため、構造変化の大きい蛋白質の場合には、ディスオーダーのため、構造が構築できないこともしばしばあります。また、Crystal packing forceの影響で本来の構造から変形していることもあります。一方、BioSAXSの手法では、溶液中の蛋白質の形状変化を解析することができます。そこで、結晶構造解析とBioSAXSを用いた構造解析を組み合わせることにより、蛋白質の構造変化を視覚化することが可能となります。

Image

Image

Image

Image

Image

推奨装置(測定装置)

XtaLAB Synergy システム

BioSAXS-2000

問い合わせをする